ロコモティブシンドロームとは

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こんにちは、
ともやんです。

僕は、現在62歳。

まだまだ元気ですが、これから体力は、落ちる一方だと思います。
少しでも維持していきたいですね。
つまり運動機能の低下を出来るだけ抑えて、健康寿命を延ばしていきたいと思います。

さてこのブログでもロコモティブシンドロームについて考えていきたいと思います。

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ロコモティブシンドロームとは

ロコモティブシンドローム(locomotive syndrome)とは、運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態のことを表し、2007年に日本整形外科学会によって新しく提唱されました。
ロコモと呼ばれることもあり、日本語に訳すと「運動器症候群」となります。

運動器とは、身体を動かすために関わる組織や器管のことで、骨・筋肉・関節・靭帯・腱・神経などから構成されています。

ロコモ=病気というわけではなく、例えば、重篤な病気が理由ではなく、運動器の病気や体力的な衰えから、階段や段差を上るのに手すりや支えが必要になったり、横断歩道を青信号の間に渡りきれなかったり、立ったまま靴下やズボンがはけないとか、家の中でつまずいたり、よろける事があるといった状態が、ロコモティブシンドロームに当てはまります。

この時点ですぐに問題というわけではありませんが、このままだと今後、「寝たきり」や「介護が必要な状態」になる可能性があると考えられています。

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ロコモティブシンドローム 進行

ロコモは、運動器の病気以外にも運動不足や加齢によって、筋力・体力・バランス能力などが衰えはじめ、徐々に移動能力の低下が起こります。

ロコモが進行すると、一人で立って歩いたり、衣服の着脱や、トイレ・入浴など、最低限の日常生活動で必要となる基本的な動作さえも行えなくなり、介助が必要な状態となっていきます。

身体が思うように動かないことで外出するのが億劫となり、家に閉じこもりがちとなると運動の機会が減り、さらに運動器の機能低下が進みます。
容易に転倒しやすくもなり、怪我や骨折のリスクも高くなります。

超高齢社会を迎えている日本では、平均寿命は約80歳に達し、運動器の障害によって、日常生活に支援や介護が必要となる方が増加しています。

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まとめ

介護が必要となった主な原因として、高齢による衰弱、骨折・転倒、関節疾患がありますが、これらを運動器の障害としてまとめると全体で35%を越え、一番多い原因となります。

脳血管障害で身体に麻痺などの運動器の障害が生じることも多く、介護の原因に運動器の障害が大きく関与していると考えられます。

ロコモが進行すると健康寿命の低下へと繋がることから、平均寿命が延びている分だけ、運動器の健康を長く保ち続ける必要があり、国民一人一人が運動器の健康維持に対して関心を向ける必要があります。

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