こんにちは、
ともやんです。
20世紀を代表する指揮者オットー・クレンペラー(1885-1973)が、フィルハーモニー管弦楽団と録音したステレオ録音によるブラームスの交響曲全集。
堅固な構成と泰然とした演奏が魅力の全集で、LP時代からレコードショップのカタログから消えたことがない名盤中の名盤です。
評論家・宇野功芳は、自身の文章で、ピアニストのリリー・クラウスが、クレンペラーのリハーサルをしばしば見学した時の模様を次のように語っていたと紹介しています。
“中風のため、右手が不自由で、スコアも左手でめくっていたし、棒の動きは不鮮明、おまけに言葉もほとんど聞き取れないほどだったが、オーケストラは必死になってついてゆき、あの見事な演奏を成し遂げたのだそうだ。”
ただ、宇野氏はクレンペラーの録音は、出来不出来の差が激しかったともコメントしています。
ブラームスもクレンペラーの実録からしたら物足りないともコメントしています。
でも、それは宇野氏の感じ方。
ぜひ、自分の耳で確かめてみてください。
クレンペラー&フルハーモニア管 ブラームス交響曲全集より第1番
ヨハネス・ブラームス – Johannes Brahms (1833-1897)
交響曲第1番 ハ短調 Op. 68
Symphony No. 1 in C Minor, Op. 68
フィルハーモニア管弦楽団 – Philharmonia Orchestra
オットー・クレンペラー – Otto Klemperer (指揮)
1.(14:06) I. Un poco sostenuto – Allegro
2.(09:25) II. Andante sostenuto
3.(04:42) III. Un poco allegretto e grazioso
4.(16:00) IV. Adagio – Piu andante – Allegro non troppo ma con brio
total(44:13)
『クレンペラー / ブラームス: 交響曲集&ドイツ・レクイエム』
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